ACES CHRONICLE

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「ストレンジリアル」世界の技術の結晶、超兵器を知る

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「ストレンジリアル」世界の技術の結晶、超兵器を知る

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エクスキャリバー

登場タイトル
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー

超高層レーザー兵器「エクスキャリバー」

ベルカ公国の南ベルカ・タウブルグ丘陵に建設された超高層レーザー兵器「エクスキャリバー」は、1kmの主塔を中心に6基のレーダー塔、発電施設、ジャミング施設を備えた構造で、出力1.21ギガワットのレーザーを射程約1,200kmまで照射可能。最上部にある光学照準ターレットが正確な目標追尾を行う。衛星や航空機を活用することで射程を拡大可能。1981年の弾道ミサイル防衛構想に基づき、防衛のため高層化が進められると同時に、小回りが効かない弱点を補うため強固な防衛網を構築している。

メガフロート

登場タイトル
エースコンバット3 エレクトロスフィア

海上移動都市「メガフロート」

ニューコムの海上移動都市「メガフロート」(2039年完成)は、巨大な人工島であり、同社の技術力と野心の象徴といえる。表向きは都市だが、中核は機動艦隊の作戦基地。移動能力で戦略的優位性を持ち、研究開発・兵器生産拠点でもある。軍港と空軍基地を擁し、戦力展開を迅速化。経済・技術・軍事力を統合した「動く国家」として、2040年代の世界情勢の要となる。

ストーンヘンジ

登場タイトル
エースコンバット04 シャッタードスカイ

隕石迎撃砲「ストーンヘンジ」

「ストーンヘンジ」はFCU主導による国際共同計画で建造された隕石迎撃砲である。8基の超大型レールガンで構成され、ロシュ限界を突破し1000個以上に分かれたユリシーズの破片を迎撃する能力を持っている。大陸戦争においてはエルジア軍により軍事転用され、長距離砲撃でISAF航空機や地上部隊を攻撃する戦略兵器として運用された。この兵器は広域にわたる防衛網を形成し、ISAFの進軍を阻む要因となるが、メビウス1の攻撃によって砲台群の破壊に成功し、ストーンヘンジの脅威は終息した。
 灯台戦争においては、大陸戦争前に落着したユリシーズの破片で稼働停止し、攻撃を免れていた砲台の一基がオーシア軍の切り札として運用された。

メガリス

登場タイトル
エースコンバット04 シャッタードスカイ

巨大要塞「メガリス」

エルジア共和国が建造した巨大要塞「メガリス」は、軌道上に残る小惑星ユリシーズの破片を人為的に落下させる兵器である。要塞には誘導レーザーによって制御される特殊ロケットが多数配備されており、これらのロケットは軌道上の隕石破片と結合し、地上へ落下させる機能を持っている。また中央サイロには大型ミサイル、東西のランチャーには4発の中型ミサイルが格納されている。防衛用の対空火器は配備されていないが、通常の航空兵器では破壊が困難な高い堅牢性を有している。

シャンデリア

登場タイトル
エースコンバット6 解放への戦火

超大型レールガン砲台「シャンデリア」

 エストバキア軍が運用する超大型兵器「シャンデリア」は、小惑星ユリシーズの破片迎撃を目的として設計されたが、ユリシーズ落着までに完成せず、軍事転用された。要塞のような構造に広範囲破壊を可能とする砲撃能力を持ち、戦争末期にはエメリア軍の都市攻撃に使用された。多数の対空砲や防空ミサイルを備え、高い防御力を発揮しエメリア軍にとって重大な脅威となったが、ガルーダ隊の攻撃により破壊された。

ネベラジャマー

登場タイトル
エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション

超広域ジャミング施設「ネベラジャマー」

「ネベラジャマー」はオーレリアが気象観測用レーダーとしてネベラ山に建設していた施設を、レサスが接収、ジャミング用に改修した施設である。半径1200kmにおよぶ効果範囲を有しており、グリスウォールやモンテブリーズ工業地帯などの重要拠点を電波妨害によって守護している。
稼働には莫大な電力が必要だが、外部送電施設をグリフィス隊によって停止させられ、ジャミング能力が無効化されたところに破壊された。

メソン・カノン

登場タイトル
エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション

首都防衛用荷電粒子ビーム砲「メソン・カノン」

「メソン・カノン」とはオーレリア首都に設置された、アトモスリングを使って加速した陽子ビームをターグットである(アルミニュウム、ベリリュウムなど) に当てた際に大量に発生する荷電中間子を取り出し、タワーや砲身型線形加速器を通して崩壊ミューオンを一定方向に射出する粒子ビーム兵器である。
ミューオン自体の崩壊により、射程は数キロ程度と非常に短く、弾道ミサイルなどの長距離攻撃から拠点を防衛するシステムという側面が強い。

アーケロン要塞

登場タイトル
エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション

兵器製造工場「アーケロン要塞」

「アーケロン要塞」とはレサス領ダナーン諸島に属するセントリー島に極秘建造されていた要塞兼特殊攻撃機フェンリアの製造工場である。フェンリアの光学迷彩に必要な電力を供給する専用のマイクロウェーブ発電所も併設されており、グレイプニルと同様のショックウェーブ砲を備える。
グリフィス隊によって破壊され、戦争を主導するレサス軍司令官ディエゴ・ギャスバー・ナバロの失脚を招いた。

シンファクシ/リムファクシ

登場タイトル
エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー

巨大原子力潜水空母「シンファクシ/リムファクシ」

ユークトバニア共和国が運用する巨大原子力潜水空母「シンファクシ/リムファクシ」は長期間の潜航と広範囲での作戦行動が可能。垂直発射システム(VLS)による散弾ミサイルで、広範囲に壊滅的なダメージを与える能力を持つ。近接戦闘時における複数目標への同時攻撃や艦載機運用能力も備え、空中・海上・地上の全領域で脅威となった。2隻はその圧倒的な火力でオーシア軍を苦しめたが、激しい戦闘の末にウォードッグ隊に撃沈された。

アリコーン

登場タイトル
エースコンバット7 スカイズ・アンノウン

潜水航空巡洋艦「アリコーン」

エルジア王国海軍ラーン艦隊所属の超大型原子力潜水艦「アリコーン」は、全長495m・幅116mの規模を持ち、空母並みの航空機運用能力と射程3000km以上のレールガンを備える。潜航して敵地を攻撃可能なアウトレンジ戦術を想定。試験航海中に行方不明となるが、698日後に海底で発見され、乗員356名中330名が生還。艦長マティアス・トーレス大佐は大陸戦争で英雄と称され、クルーから高い信頼を得ている。

フレスベルグ

登場タイトル
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー

重巡航管制機「フレスベルグ」

ベルカ戦争中、南ベルカ国営兵器産業廠が極秘開発した重巡航管制機「フレスベルグ」は、クーデター組織「国境無き世界」の移動拠点として運用された。幅503mの巨体を持ち、50機以上の作戦機を搭載可能な空中空母として設計されたが、そのスペックを実戦で活用する機会はなく、追撃してきたサイファーによって撃墜された。

O.S.L

登場タイトル
エースコンバット3 エレクトロスフィア

衛星軌道上レーザー「O.S.L」

衛星軌道上レーザー「O.S.L」は、R・ヘルナンデス博士によって開発された、衛星軌道上からの攻撃が可能なレーザー兵器。ゼネラルリソースが保有する4基の軍事衛星に搭載されている。

セピア

登場タイトル
エースコンバット3 エレクトロスフィア

武装シャトル「セピア」

武装シャトル「セピア」は、宇宙空間での軍事作戦に特化した成層圏射出用ロケット機で、全長30.16m、総重量60,280kg、最高速度3,054km/h。ロケットブースターで打ち上げられ、作戦後は大気圏再突入を経て空港に着陸する。推進剤を多く搭載し、宇宙空間での高い機動性を実現。断熱圧縮による「熱の壁」に耐える高耐久性を持つ。兵装はニュートロン・ビーム(中性子砲)とプラズマ・ビーム(陽電子砲)を装備し、衛星攻撃などの宇宙作戦を遂行するために設計された。

レモラ

登場タイトル
エースコンバット3 エレクトロスフィア

奇襲作戦専用パラサイト・ファイター「レモラ」

ニューコムが運用母機のモビュラにより射出・回収されるパラサイト・ファイター「レモラ」は、高高度からの奇襲作戦専用機。全長14.88m、総重量5,105kg、最高速度は驚異の5,068km/hで、航空機の中で世界最速とされる。翼面積を小さくし兵装を最小限に抑えた軽量設計により、速度、上昇性能、運動性に優れるが、安定性や航続距離は低い。母機への再懸架が必要で、作戦空域からの独立した離脱は不可能。極端に効率性を追求した設計が特徴的な機体。

モビュラ

登場タイトル
エースコンバット3 エレクトロスフィア

レモラ専用輸送機「モビュラ」

ニューコムが運用するレモラの専用輸送機「モビュラ」は、長距離巡航能力のないレモラの運用を支える重要な母機として設計され、戦闘能力をほぼ持たない。全長99.83mで総重量432,040kg、最高速度は1102km/h。胴体下部にレモラを最大2機懸架可能で、高高度で作戦空域に接近し、レモラを発進させる。その後、空中でレモラを回収・懸架して離脱する機能を持つ。長距離巡航能力のないレモラの運用を支える重要な母機として設計されていた。愛称はイトマキエイ属の学名に由来する。

スフィルナ

登場タイトル
エースコンバット3 エレクトロスフィア

ECM空中空母「スフィルナ」

革命組織ウロボロスの本拠地となる巨大な硬式飛行船型のECM空中空母「スフィルナ」は、全長238.5mで総重量254,200kg、最高速度は404km/h。機体下部に発着艦機構を持ち、大型航空機X-49 ナイトレーベンの収容も可能。イーオン・ジェネレーターで機動性を向上し、対空火器や戦闘機で高い防御力を発揮する。ジャミング能力により通信妨害を行い、テロ活動の隠蔽に利用された。

アークバード

登場タイトル
エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー

大気機動宇宙機「アークバード」

巨大な大気機動宇宙機「アークバード」はオーシア連邦とユークトバニア共和国の共同プロジェクトで開発された。地球低軌道を周回しつつ大気機動を行う事で、主にユリシーズの欠片の除去を行った。対微小隕石用高出力レーザーや破砕用ミサイルも搭載されている。環太平洋戦争中オーシアによって軍事転用され、敵潜水艦への攻撃等に使用された。その後「灰色の男たち」によって制圧されたが、ラーズグリーズ隊により撃墜された。

SOLG

登場タイトル
エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー

戦略衛星軌道砲「SOLG」

オーシアが冷戦期にSDI計画の一環として開発した地上攻撃用レールガン搭載の巨大戦闘衛星。十字結合したモジュール構造で、1km超のレールガンから個別誘導複数目標弾などを高速射出する。ベルカ戦争後の関係改善で建造は中断され衛星軌道上に放棄されたが、「灰色の男たち」が報復のため建造を再開しV2を搭載、核攻撃を企図。通常弾でも連合軍に損害を与えた。制御システム破壊後、プログラムに従いオーレッドへ落下するも、ラーズグリーズ隊により中枢部を破壊され爆散した。

アイガイオン

登場タイトル
エースコンバット6 解放への戦火

重巡航管制機「アイガイオン」

エストバキア連邦がベルカ公国の技術を基に設計した重巡航管制機「アイガイオン」は、空中艦隊構想(P/F-X計画)の中核を担う巨大航空機。全幅963.77m、全長433.3m、全高102.39mの規模を持ち、巡航ミサイル「ニンバス」の発射機能や空中航空母艦機能を搭載。ベルカ事変後、亡命技術者を受け入れたエストバキアがベルカの技術を活用して実現。艦載機Su-33と電子支援プラットフォーム「コットス(P-1113 Kottos)」、航空火力プラットフォーム「ギュゲス(P-1114 Gyges)」により護衛される。

ギュゲス

登場タイトル
エースコンバット6 解放への戦火

航空火力プラットフォーム「ギュゲス」

エストバキア連邦の航空火力プラットフォーム「ギュゲス」は、「アイガイオン」を中心とした空中艦隊構想の一部を担い、地上攻撃に特化した大型航空機。強力な多連装砲やミサイルを搭載し、広範囲にわたる火力支援を行う。高い防御力と機動性を併せ持つ設計。高い防御力を持ちながらも機動性があり、アイガイオンと連携して戦場を制圧する役割を果たす。

コットス

登場タイトル
エースコンバット6 解放への戦火

電子支援プラットフォーム「コットス」

エストバキア連邦の電子支援プラットフォーム「コットス」は、アイガイオンを中心とした空中艦隊構想の一部を担い、広範囲の電子戦能力を有し、敵の通信やレーダーを妨害する役割を担う。高度な電子戦装置を搭載し、味方航空機の防御支援に特化した機体で「アイガイオン」や「ギュゲス」との連携を重視した機体。戦場での電子戦能力を最大化するために設計された航空機。

アーセナルバード

登場タイトル
エースコンバット7 スカイズ・アンノウン

大型無人全翼機「アーセナルバード」

オーシア連邦が開発した全幅1.1kmの大型無人全翼機「アーセナルバード」は、軌道エレベーター防衛を目的とした航空兵器。メイン2基・サブ6基の電動二重反転プロペラで動力を得て、軌道エレベーターからのマイクロ波送電により半永久的な飛行が可能。補給はタイラー島のマスドライバーから射出した無人サプライシップを機体下に結合して行う。試作型「リバティ」と改修型「ジャスティス」の2機が開発され、半径1200kmの防空圏を形成する。

グレイプニル

登場タイトル
エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション

空中要塞「グレイプニル」

 レサス民主共和国が開発した超大型戦略飛行艇グレイプニルは、光学迷彩、SWBM、ショックカノンといった先進技術を搭載。ステルス性と広範囲攻撃能力を誇り、次世代攻撃機フェンリアの技術基盤となった。試作機ガンドはオーレリア戦争緒戦で敵艦隊を壊滅させるも撃墜。グレイプニルはSWBMと光学迷彩でオーレリア軍を圧倒し、グリスウォールを無血開城させるなど快進撃の原動力となる。しかし、オーブリー基地攻撃でSWBMの低高度への弱点が露呈。オーレリア軍の反攻を受け、ショックカノンで応戦するも損傷し後退を余儀なくされる。サンタエルバへの進攻時、グレイプニルは致命的な損傷を受けレナル河に墜落爆沈した。